ゴールデンウィーク前半の風景

土曜日は、ヨーーハーバーでテトラ釣り

干潮時にワカメが採れます。この時期のワカメは固くなって、春の頃よりは美味くない。

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ガシラの色は鮮やかになってます

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日曜日は、大峰山の八経ヶ岳を登る前に行者還トンネルの登山口状況を下見しておこうと、朝7時過ぎに車で出発。
紀ノ川沿いの24号線を行くつもりが、間違えて河内長野、千早赤阪村を通って、309号線、169号線を走り、北山村で再び309号線へ。
くねくね道の309号線は標高1100mを越えるので、景色は絶景。

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尾根伝いに桜や広葉樹が生えています。縞枯れ現象で針葉樹が朽ちた後、広葉樹が育ったのでしょうか。
まるで広葉樹のゲレンデのようです。不思議な光景。

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さすが連休とあって、行者還トンネルの東口も西口も満車状態。道路にもけっこう駐車してました。
西口の駐車スペースに何とか一台空きがあって、そこに停めて車を降りると、鳥のさえずりがあちこちから聞こえてくる。

オオルリ

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下見のつもりが、ちょっと散策でもするかと、登山道を上がりました。
コマドリは奈良県の県鳥。あちこちでさえずっているのですが、残念ながらこの日は姿を現さず。

力強さを感じさせます

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ヒガラ参上

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ヒガラが木の洞を巣にしていました

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ヒガラは人をこわがらず、あちこちで見かけました

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残雪も所々にありました

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ルリビタキ

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どんどん登っているうちに、弥山まで来てしまいました。ついでに八経ヶ岳まで行くことにしました。

途中、こんな植物が。とげとげしてます。
なんという植物?
(5月6日追記)
ハリブキでした。
大峰連峰山麓では古くからハリブキの根を解熱の薬草として用いているそうです。

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八経ヶ岳です

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下見のつもりが、ついに山頂まで来てしまいました。
近畿の最高峰1914.9mを征服
北山村の道の駅で買った柿の葉寿司を食べて元気もりもり
疲れている時は、すっぱいのが美味い

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大普賢岳は氷河で削られたようなカールの地形を持っていました。この辺りは石灰岩でできているので、水による侵食でしょうか。

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弥山小屋と大普賢岳
ひところは枯れ木も山の賑わいで、年寄りばかりだった山。
最近は山ガールが増えて、とても華やかです。

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釈迦ヶ岳方面

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鹿が植物を食い荒らさないように、保護区の入り口には扉があります

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バイケイソウ

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岩の上に根を張るナツツバキ(?)

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日曜は本当に天気よかった。登ってよかった。

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登山口付近の渓流。石灰岩と思しき岩がごろごろ。
登山道は小さな石灰岩がごろごろしていて、とても滑りやすい。

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結局、八経ヶ岳を登ってしまいました。
大峰山系は鳥の影が濃い。
小さな子供連れの家族もけっこういて、日本の登山風景も欧米のようになってきた感じがしました。

久々の登山で、足、ガクガク。
紀ノ川沿いの24号線を通って帰りました。
しんどかった!